どんな事に有り難みを感じますか?
3.11の震災の際に地元の方から聞いたお話し。
石巻の小さな地区の方は高台の学校以外全て流されてしまったそうです。
そして小さな地区だからこそ地元の繋がりが多く、親族も多数いたそうです。
津波から生き延び、少し落ち着いた頃、
その方のお母様が知り合いや親戚の方に、道中会う度にこんな声をかけます。
かける言葉は決まっていて、
「◯◯さんは?◯◯さんは?◯◯さんは?」
「…」
「◯◯さんは?」
「生きているよ」
お母様は亡くなっている方の事を聞いても眉一つ動かしません。
しかし「生きている」と聞いた途端涙を流したそうです。
わかりますか?
イメージでは人は「亡くなる」事に涙する事が多いですが、
この状況では「生きている事」が奇跡なのです。
だからこそ生きている!という事を知った時に涙がでる。
人はいつの間にか
「頭ではわかっているけど忘れる」
生き物です!
生きていることが当たり前になったらその有り難みは忘れている。
これは職場、仕事でも例えられます
これは会社が存続できるデータ。
5年後 14.8%
10年間 6.4%
20年間 0.4%
残る会社はすごいんです。
もちろん経済によっては前後するかもですが、
この記事を100名の会社の方が見たら10年後には6.7会社しか残っていないと言うこと。
「あなたは出勤する際どのくらい有り難みを感じていますか?」
職場があるのが当たり前ではないんですね。
今あなたが働いている会社が10年続いているとしたらすごい事なんです!
ここ近年言われている働き方改革とは?
週休3?残業なし?
みなさんそれで幸せなのでしょうか?
ハッピーフライデーが始まった時も日本のみんなは元気に幸せになりましたか?
なっていないと僕は感じます!
それは一つの“手段”であって、
本当の幸せとは
「自分の気持ち次第」
なのではないでしょうか?
例えば当たり前に仕事をしている人の8時間。
有難い、、、と感じながら仕事をしている人の8時間。
同じ8時間をどう過ごすのか?
当たり前に過ごす人
働けることに感謝して過ごす人
これこそが1番の働き方改革だと感じます^ ^
0コメント